
[12.23 リーガ・エスパニョーラ第17節 R・マドリー0-3バルセロナ]
リーガ・エスパニョーラ第17節4日目が23日に開催され、勝ち点31で4位のレアル・マドリーと勝ち点42で首位に立つバルセロナによる『クラシコ』が行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半9分にFWルイス・スアレスの得点でバルセロナが先制。同19分にFWリオネル・メッシ、同アディショナルタイムにDFアレイシ・ビダルが加点したバルセロナが3-0の完封勝利を収め、両チームの勝ち点差は「14」まで広がった。
仮に敗れることになれば、首位チームとの勝ち点差を「14」まで広げられてしまうレアルが、序盤から積極的にゴールに迫る。前半2分、MFトニ・クロースのCKをDFラファエル・バランが競り勝ち、流れたボールをFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで押し込むも、これはオフサイドの判定に取り消されてしまう。さらに同10分にはクロースの折り返しからC・ロナウドがPA内でフリーになるも、まさかの空振りで好機を逸してしまった。
前半30分にはバルセロナが好機を創出。右サイドでボールを受けたFWリオネル・メッシが最終ライン裏に抜け出すMFパウリーニョを見逃さずにボールを送ると、パウリーニョが右足ダイレクトで合わせるが、好反応を見せたGKケイラー・ナバスに弾き出されてしまう。同33分にはレアルがゴールを脅かすが、左サイドから切れ込んだC・ロナウドのシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに左足1本で防がれてしまった。