すると後半6分、コウチーニョが蹴り出したCKに飛び込んだウムティティがヘディングで叩き込み、バルセロナがリードを2点差に広げる。攻撃の手を緩めないバルセロナは同20分、左サイドからMFセルヒオ・ブスケツが送ったクロスに反応したFWリオネル・メッシが強烈なダイレクトボレーを放つも、ボールはわずかにゴールマウスを外れる。さらに同25分にはメッシとの鮮やかなパス交換でPA内に入り込んだイニエスタが、ジャンピングボレーでゴールを脅かしたが好反応を見せたネトに弾き出されてしまった。
その後も追加点を狙うバルセロナは後半34分、右サイドから相手数人に囲まれながらもフィニッシュまで持ち込んだメッシの左足シュートがゴール左に外れるなど、なかなか3点目を奪えず。後半41分にはFWウスマン・デンベレがPA内でDFホセ・ルイス・ガヤを倒して与えたPKを、MFダニエル・バレホに決められてバレンシアに1点差に詰め寄られたものの、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。
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