「批判は僕も悔しかった」長友が“兄貴”川島の好セーブに歓喜
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笑顔を見せるGK川島永嗣

[6.28 W杯グループリーグ第3節 日本0-1ポーランド ボルゴグラード]

 守護神の“立ち直り”が自分のことのようにうれしかった。日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は、GK川島永嗣がスーパーセーブを見せるたびにダッシュで駆け寄り、力強く声をかけた。

「(川島)永嗣さんはこれまで日本代表を支えてきた選手。僕もずっと一緒にプレーしてきたけど、何度も助けてもらっている」。守護神とは10年南アフリカW杯前から苦楽をともにし、日本代表のキャリアにおいて大半の試合でともにピッチに立ってきた。

 2人にとって、ともに3度目のW杯。しかし、初戦のコロンビア戦(2-1)で直接FKを決められた川島は第2戦のセネガル戦(2-2)で致命的なパンチングミスから失点を喫し、大きな批判にさらされていた。こうした状況に長友の義侠心に火が付いた。

「批判されているのが自分のことのように悔しかった。だからこそ永嗣さんがセーブするたびに飛んでいって称賛したいような気持ちになって、そういう行動に出たんだと思う」

 その重圧は計り知れない。「GKはすごく難しいポジション。100%のプレーで最高のセーブをしていても、一つのミスで批判される」。最終ラインの一角である左サイドバックでプレーする長友にとって川島との関係は深い。「ゴリラの兄貴なので、思いがある」。長友はそう冗談交じりに笑って、守護神の活躍を喜んだ。

(取材・文 矢内由美子)
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