京都の“生き字引”、27年在籍スタッフが退団へ

京都の“生き字引”、27年在籍スタッフが退団へ
正岡ジャイル氏が退団する

 京都サンガF.C.は26日、通訳兼副務の正岡ジャイル氏(58)が退団すると発表した。

 ブラジル出身の同氏は、1981年に来日して読売サッカークラブ(現東京V)でプレー。その後、全日空横浜サッカークラブ(横浜Fの前身)、中央防犯サッカー部(現アビスパ福岡)でプレーし、92年より京都の前身の京都紫光クラブに入団。引退した95年からは京都のスタッフとして活動してきた。

 京都の“生き字引”とも言える正岡氏はクラブを通じ、以下のようなコメントを残している。

「この度27年間お世話になった京都サンガを退団することになりました。このチームの歴史は初代社長の長澤浩三氏と強化部長の嶋谷征四郎氏の『京都にJリーグクラブを作りたい』という強い思いから、当時の選手達は鴨川などのいろいろな所でイベントをして人を集め、署名活動にご尽力いただいた多くの関係者により25万人の市民の皆様からの署名を頂き京都パープルサンガが誕生したところから始まりました。

 その後天皇杯優勝や2回のJ2優勝と良い時もありましたが、ここ数年は皆様が満足出来る成績を残せずにいます。私としてはこのチームがJ1で優勝出来るくらいの強いチームになることが夢で、微力ながら関わって来ましたが今ここで力尽きてしまいました。

 しかし27年もの長い間サンガに関われたことは私の誇りであり、今の私を育ててくれたこのチームは私の全てです。これからもサンガに対する愛情は変わることはありません。人は毎年去りますがクラブはいつまでも残ります。そしてクラブはサポーターの皆様がいなければ成り立ちません。どうぞいつまでも京都サンガを応援し続けてください。最後にスポンサーの皆様、サポーターの皆様、チーム関係者の皆様、全ての皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました」
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