
[PUMA ピックアッププレーヤー]
[1.3 選手権3回戦 瀬戸内2-1岡山学芸館 駒沢]
グローバルスポーツブランドのプーマは、第97回全国高校サッカー選手権大会をサポートしている。サッカースパイク『FUTURE(フューチャー)』と『PUMA ONE(プーマワン)』、プーマユニフォームを着用する選手の中から注目選手を「PUMAピックアッププレーヤー」として紹介する。
一瞬の隙を突かれて先制を許した瀬戸内高(広島)。初出場校はあえなく総崩れになるかと思いきや、FW中川歩夢(2年)の2得点で逆転し、見事ベスト8進出を果たした。中川は2試合連続得点。今大会3点目で暫定得点ランク5位となった。
前半26分に失点した瀬戸内は同40分、MF佐々木達也(3年)がPA手前で相手のクリアをブロックし、跳ね返ったボールはPA内へと転がり込む。前線に待機していた中川はオフサイドラインギリギリで反応すると、PA内で右足を振り抜き、ゴール左に流し込んだ。同点という最高の形で前半を折り返し、安藤正晴監督は「ハーフタイムもみんな明るかった」と振り返る。
すると後半10分、再び中川が躍動する。中盤から長い距離をドリブルで運ぶと、左斜め前に進行しながら相手マークを置き去りにして、PAライン上から左足を一閃。「GKがニアに寄っていたので、ファーを突く形で打ちました」と狙い通りの弾道は、ゴール右隅に吸い込まれ、見事逆転に成功した。