[MOM2767]明秀日立FW二瓶優大(3年)_今季絶望的な大怪我からの復活、2大会連続での選手権ゴール

[MOM2767]明秀日立FW二瓶優大(3年)_今季絶望的な大怪我からの復活、2大会連続での選手権ゴール
二瓶優大の決勝点を守り抜いた明秀日立(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 明秀日立1-0大阪学院大高 柏の葉]

 明秀日立高(茨城)対大阪学院大高(大阪)、決勝点は明秀日立の背番号11の右足から生まれた。前半25分、FW津村夢人(3年)が放ったシュートがクロスバーに跳ね返されると、FW二瓶優大(3年)が押し込む。大阪学院大高に押されていた時間帯だっただけに、明秀日立にとっては大きな先制点となった。

 ベスト8入りを果たした昨年度の2回戦・星稜戦(○1-0)でもゴールを決めている二瓶にとって2年連続での選手権ゴールとなったが、ここに至るまでに大きな苦難を乗り越えていた。

 5月に左膝の半月板を損傷した二瓶は、「全治1年」と診断されたという。3年生の二瓶にとっては高校サッカーが終わってしまう絶望的な状況になったが、病院を渡り歩き「3か月で治せる」という医師に巡り合い、6月に手術に踏み切った。

 二瓶を欠く中でも、チームはインターハイ茨城県予選を突破。茨城県リーグでも優勝するなど、チームは好調だった。「津村っていう頼れるエースもいて、安心して見ていられる部分と、自分がいなくて悔しい部分があって。勝ってほしいけど悔しい、なんとも言えない気持ちで応援していました」。それでも「『早く戻ってきてくれ』と監督からも言われて、それが励みになりました」と周囲に支えられながらリハビリに務めた。

 そして迎えた選手権初戦、明秀日立の2トップには二瓶と津村が入り、その2人が絡んで決勝点を生み出す。惜しくもオフサイドの判定でゴールとはならなかったが、カウンターから津村のスルーパスに抜け出た二瓶がゴールネットを揺らす場面もあった。「風が強くて前進するのが手こずった印象があったんですけど、津村と二瓶が前にいることで、速い攻撃が出たときに2人でなんとかなると思っていた。ホントによくやってくれた」と萬場努監督も称える出来だった。

「去年はラッキーな部分もあったんですけど、今回はしっかり自分で予測できた」。そう得点を振り返ったストライカーは、「ようやく恩返しができました」と笑みをこぼした。

(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2018

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