
[5.5 J2第12節 徳島3-2栃木 鳴門大塚]
J2リーグは5日、第12節3日目を行った。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティスと栃木SCが対戦。後半アディショナルタイム2分のMF岩尾憲の劇的ゴールにより、徳島が3-2で競り勝った。
5試合勝利から遠ざかっている(3分1敗)の徳島は、先月28日の京都戦(0-0)から3人を変更。DF石井秀典が10試合ぶり、MF表原玄太が8試合ぶりに先発で起用され、MF清武功暉が出場停止から復帰した。6試合未勝利(3分3敗)の栃木は、岐阜戦(1-1)から2人変更。DF福田健介とMF岩間雄大に代え、DF森下怜哉とMF寺田紳一を起用した。
試合は早々に動いた。栃木は前半9分、MF西谷優希のシュートが相手にブロックされて、ゴール前に山なりのボールが上がり、DF石井秀典を腕で抑えながらFW大黒将志が右足ボレー。威力はなかったが、ゴール右隅に吸い込まれ、栃木が先手を取った。
昨日4日に38歳の誕生日を迎え、一日遅れのバースデーゴールとなった大黒は、3試合連続ゴールで今季4点目とした。
だが、徳島がすぐさま追いつく。前半24分、MF小西雄大がPA左へ浮き球パスを送り、抜け出したMF内田裕斗が中央に折り返す。これがブロックに入ったDF田代雅也の腕に当たり、PKを獲得。キッカーの清武が落ち着いてほぼ正面に蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。