![[SBS杯]隠さないギラギラ感。MF小田裕太郎がコロンビア“無双”し、3戦連発!](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FGekisaka%252FGekisaka_281972-281972-fl_1.jpg,zoom=600,quality=70,type=jpg)
[8.11 SBS杯 U-18日本代表 1-3 U-18コロンビア代表 草薙陸]
SBSカップ国際ユース大会第3戦、MF小田裕太郎(神戸U-18)の示した存在感は圧倒的だった。MF松本凪生(C大阪U-18)が「“無双”でしたね」と振り返ったように、ボールを持てば一騎当千。コロンビアの猛者を次々とかわし、縦横無尽に敵陣を切り裂き続けた。
ピッチに立ったのは0-2で迎えたハーフタイムを挟んだ後半から。「(ロッカールームでは)なんか『コロンビア凄え』みたいになっていたけど、自分はかなわない相手じゃないと思っていた」。どれほどの身体能力を持つ相手だろうと、まず強く意識していたのは「ビビらず仕掛ける」メンタリティーである。
ここまで2戦2発と波にも乗っていた。7月の候補合宿では「シュートが本当に課題です」と語っていたが、チームに戻ってからも意識して取り組んだ成果は如実に表れていた。「浮かしてしまっていたので、とにかくそこだけ意識して練習してきて、クラブユース選手権の辺りから何となく新しい感覚が掴めてきた」と言うように、静岡ユース戦で決めた目の覚めるような“ゴラッソ”に続き、このコロンビア戦でも鮮やかな右足シュートを突き刺した。
その後も意欲的な突破から何度もチャンスを作り、バーに当てたシュートもあれば、決定機をお膳立てしたクロスボールも送り込んだ。「日本人はもっと自信を持ったほうがいい」と語るアタッカーは、間違いなく今大会で評価を高めた一人だろう。