
[9.18 天皇杯4回戦 鳥栖 4-2 C大阪 駅スタ]
天皇杯4回戦が18日に行われ、サガン鳥栖はホームでセレッソ大阪に4-2で勝利した。2度のリードを奪いながら2度追いつかれる展開となったが、後半36分にFW金崎夢生が勝ち越しゴールを挙げると、同43分にはFW豊田陽平のこの日2点目でダメ押し。2年連続のベスト8進出を果たした。
両チームは今季すでにリーグ戦で2度対戦しており、それぞれアウェーチームが勝負を制して1勝1敗の五分。今季第3ラウンドは開始からボールを握る鳥栖が先制に成功した。
前半20分、左サイドのDF三丸拡が縦への突破から左足でクロスを送ると、ニアの豊田が2人のDFの間で高いジャンプからヘディングシュート。GK圍謙太朗の手を弾いてゴール左に決まり、今大会初得点を挙げた。
C大阪は今季J2リーグ戦27試合で15ゴールを挙げ、8月13日に琉球から完全移籍したFW鈴木孝司を公式戦初のスタメン起用。2トップを組むFWブルーノ・メンデスとのコンビネーションからチャンスをうかがったが、得点には至らない。
追加点を狙う鳥栖は前半31分に決定機。PA内左のMF原川力のクロスからファーの豊田が至近距離でヘディングシュートを放つ。しかし、GK圍のファインセーブに遭い、前半は1-0のまま終了となった。
追いかけるC大阪はハーフタイム明け早々の後半3分に追いつく。左サイドのMF田中亜土夢が自身のシュートの跳ね返りに反応し、左足でクロスを供給。PA内中央でフリーとなったDFマテイ・ヨニッチが頭でゴール右に押し込み、同点弾を奪った。