一歩と裏への速さ、ヘッドに注目。名古屋内定の九州国際大付CB吉田晃が追撃ゴール

一歩と裏への速さ、ヘッドに注目。名古屋内定の九州国際大付CB吉田晃が追撃ゴール
前半42分、九州国際大付高CB吉田晃が追撃ヘッド
       

[9.25 プリンスリーグ九州第14節 九州国際大付高 3-3 長崎総合科学大附高 九州国際大G]

 名古屋グランパス内定の九州国際大付高CB吉田晃(3年)が、スケールの大きなプレーを見せた。185cmの高さを活かしたヘッドは強豪・長崎総合科学大附高にとっても脅威に。守備範囲広く動いて空中戦に挑み、跳ね返し続けていた。

 加えて、その評価を高くしているのが一歩、裏へのスピードだ。江藤謙一監督が「獲物を獲るハンターの様」と評したように、狙いすました動き、一歩の速さで相手ボールをインターセプト。前へ出るスピードはもちろん、背後に抜け出す人、ボールに対応するスピードの速さがプロ入りを勝ち取る大きな要素となった。

 この日もスペースへ抜け出そうとする相手に追いついてストップ。それでも、失点に絡み、古傷が再発して後半20分に途中交代するなど、納得の行くプレーができた訳ではなかったようだ。

 だが、0-2の前半終了間際、吉田は右SB稗田凌太主将(3年)の左FKから頭で追撃ゴール。「取り返さないといけないと思って自分の得意なセットプレーで点決められたのは良かったです」と意地も見せたDFは、3-3で引き分けたこともあり、表情を緩めていた。

 当初は高校卒業後にサッカーを続けるかどうか迷っていたというが、インターハイの福岡県予選や九州大会で活躍し、Jスカウト陣が注目。練習参加での好プレーしたこともあって、今月14日に名古屋入りが内定した。注目されている実感はまだないようだが、「恥ずかしくないプレーをできたら良いかなと思います」と意気込んでいる。

 将来的には「後ろで支えられるような、安心してもらえるようなDFに」と吉田。プロで挑戦する前に、残りわずかとなってきた高校生活で打倒・東福岡や全国出場を果たす。

(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

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