
[11.4 Jユースカップ準々決勝 清水ユース 0-1 大宮U18 Jスタ]
Jユースカップ2019の準々決勝2試合が4日、Jヴィレッジスタジアムで行われ、第2試合は、大宮アルディージャU18が延長戦の末に1-0で前回準優勝の清水エスパルスユースを下して準決勝進出を決めた。
清水は、10月13日に予定していたプレミアリーグEAST第15節の市立船橋高戦が台風19号の影響で延期され、11月2日実施となった(0-1で敗戦)ため、中2日で臨む厳しい日程。勝った大宮の丹野友輔監督は「自分たちにアドバンテージがあったのは、間違いない。延長戦になっても優位に立てると思っていた。ただ、相手がさすがだった。逆の立場だったら、ここまでの接戦に持ち込めなかったかもしれない。すごく力のある相手だった。自分たちも清水さんみたいにタフな選手、チームにならないといけないけど、そういう相手に勝てたことは良かった」と相手の状況に理解を示しつつ、3回戦に続いて2試合連続で延長戦を制した選手の奮闘を称えた。
試合は、まったくの互角だった。立ち上がりは清水が攻め込んだが、大宮が緩やかなボール保持でペースを奪回。15分に右CKの流れからMF瀬良俊太(3年)がシュートを放った場面をきっかけに攻撃の回数を増やした。
ところが40分、FW大澤朋也(2年)のパスで抜け出した左MF林勇太朗(3年)が中央へのラストパスを選択した場面で、相手と接触した瀬良が負傷。交代を余儀なくされ、ペースダウンした。後半は、選手交代で左に