久々復帰でA代表定着へ…FW鈴木武蔵が「忘れちゃいけない」もの

久々復帰でA代表定着へ…FW鈴木武蔵が「忘れちゃいけない」もの
すでにチームに馴染んだ様子を見せていたFW鈴木武蔵(札幌)

 今年3月に初招集された北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵は9月以来の日本代表復帰。今度こそ定着を果たすため、「もちろん自分もアピールしたい思いは強いし、競争があることは選手として成長できる場所でもあると思う。チームとは違う立ち位置だけど、どんどん自分の特長を出して勝負していきたい」と意気込みを語った。

 FW大迫勇也(ブレーメン)が負傷の影響により万全ではなく、9月の代表活動で招集されていたFW浅野拓磨(パルチザン)とFW鎌田大地(フランクフルト)はいずれも今回はMF登録。そうして迎えた今回、FW永井謙佑(FC東京)とともにFWのポジションで選ばれたのはリオ五輪代表の鈴木だった。

 日本代表の1トップに話が及ぶ際、“大迫の代役”というのが一つのテーマになる。しかし、スピードタイプの永井が定着しつつあるように、森保一監督が求めているのは必ずしも同じプレーではない。鈴木自身も「大迫選手には大迫選手の良さがあるし、永井君には永井君の良さがある。そこは忘れちゃいけない」と強調する。

 だからこそ「自分らしさを忘れずに成長していければ」という心構えで臨もうとしている。「今年はミシャ(札幌・ペトロヴィッチ監督)に教わって動きの部分ですごく考えるようになったし、代表でも普段の練習や、コンサでの試合のような自分が出せれば良い結果がついてくる」。札幌での活躍が代表選出に至ったのだから、まずはそうしたプレーをしっかりと発揮する構えだ。

 これまでFWとして取り組んできたのは「動き出し」の部分。日本代表ではMF柴崎岳(デポルティボ)を始め、2列目にも質の高いパスの出せる選手が揃うため、「一緒にやっていて、この人はこのタイミングなら出せるんだというのを自分が見つけるのも必要だし、自分がこのタイミングで欲しいと伝えるのも必要」。わずかな期間で周囲との連携を高め、初のアジア予選での出番を狙う。

(取材・文 竹内達也)●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

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