「選手のひたむきさに魅せられたのはフロンターレと同じ」アンプティサッカー協会 武田理事長が見る夢

 当初は「どうせあなたたちもヴェルディと同じだろう(川崎を出ていくのだろう)」「川崎市のクラブと言っても富士通のチームだろう」と見ていた人たちも、経営陣が第三者の資本受け入れ、サポーター持株会の導入などの経営改革。何よりクラブ幹部、職員スタッフの「地域密着への本気度」を見て、少しずつクラブへの見方と姿勢を変えていった。

 現在のJリーグ屈指の人気クラブ、川崎フロンターレの原点は間違いなくこのJ2時代にあった。チームは戦う集団へと変貌を遂げつつあった。フロントも負けてはいない。広報部は積極的にメディアに取材企画を売り込み、事業部は面白い企画をどんどん練りだしていく。そして、社長の武田氏は日々隈なくホームタウンを練り歩き、クラブの名前とビジョンをPRしていく。

「トップの私が自ら地域を回らずして、地域密着なんてありえないと思っていました。社長に就任した時から、もう富士通には戻らないと決めていましたから」

 経営トップが不退転の決意で挑んだ改革は年を追うごとに形になっていく。平均観客動員数は2002年以降右肩上がりの曲線を描いた。記録的強さでJ2優勝、J1昇格を決めた2004年の動員数は9148人。翌J1復帰初年度の2005年、動員数は前のJ1時代のほぼ倍となる13658人にまでふくらんだ。さらに2018年のJ1連覇を挟み、昨年2019年まで5年連続で20,000人を超えている。シルバーコレクターだったチームは、J1リーグタイトルを勝ち取るようになり、このままいけば常勝軍団へと変貌するかもしれない。クラブトップの不退転の決意と類まれな現場への情熱が、不可能とも思えたミッションを達成させたのだ。

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