
英誌『フォー・フォー・トゥー』は23日、この四半世紀で最高のサッカー選手25名を選出。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが最高位に輝いた。
同誌は直近25年で活躍したサッカー選手25名をリストアップ。首位に輝いたのはメッシで「バルセロナの公式戦687試合で603ゴールを記録。類を見ないほどの一貫した輝きを放ち続けている。スコアラーでもなく、チャンスメーカーでもなく、ワールドクラスのパサーでもドリブラーでもない。メッシはそれらすべてである」と最高クラスの評価を受けた。
一方、同誌はFWクリスティアーノ・ロナウドを2位に置く。「C・ロナウドのキャリアはここ数年で衰退を迎えるだろう」と予想しつつも、「代わりにポルトガル代表が評価を上げ続けており、34歳のベテランはいまだ世界最高の一人として君臨している」とその影響力は落ちないと見ている。
3位にはレアル・マドリー指揮官であるジネディーヌ・ジダン。「新たなレアルファンはジダンのことを監督で3連覇を成し遂げた人物としか知らないかもしれない」と伝えながら、「このフランス人MFは選手としても驚くべき才能を持っていた」とレジェンドを語る。「創造性もありゴールも決められるエレガントな攻撃的MFであり、ユベントスでの5年間で世界最高の一人となった。マドリードでも同様の働きを見せ、2度のセリエA制覇やリーガ優勝、UEFAチャンピオンズリーグ優勝といった栄冠を手に入れた」と伝説を列挙。「プレーメーカーはフランス代表でも1998年のフランスW杯、00年のEUROをともに制覇し、06年のドイツW杯でも準優勝となった」と続けた。