
チェルシーのフランク・ランパード監督がUEFAのインタビューで、チャンピオンズリーグ(欧州CL)で対戦した中で“最強だった相手”を答えている。
現役時代、ランパードは01年夏にチェルシーに加入すると中心選手として長年チームを支え、13シーズンで648試合に出場し、クラブ史上最多の211ゴールを記録した。また、チェルシー在籍中にプレミアリーグ優勝3回、FA杯優勝4回、リーグ杯優勝2回、そして欧州CL初制覇とヨーロッパリーグ制覇を経験している。
インタビューの中で、ランパードはCLの思い出を振り返っている。
「クラウディオ・ラニエリ時代に初めてチャンピオンズリーグの試合に出たことを覚えているよ。2-1で勝ったラツィオとのホームゲームだ。試合前のラインナップであの音楽を聞いたときは本当に震えたよ。『すごい!これが現実か』ってね」
そして、「これまでにCLで対戦した中で、最高の相手は誰?」という質問に対して、バルセロナに所属するFWリオネル・メッシと、同じくバルセロナで時代を築いた現ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ、シャビ氏の名前を挙げている。
「2人答えてもいい?実際には3人になるかな。1人目はメッシだ。彼は最も素晴らしい選手で、バランスとスピードを兼ね備えている。同じレベルじゃない相手と対戦しているようなものだったよ」
「ほかにも素晴らしい選手たちと対戦してきたと分かっているが、彼はスペシャルで信じられないほどだったんだ。でも、メッシは僕のポジションにはあまりいなかったから」