
日テレ・東京ヴェルディベレーザは22日、FW籾木結花(24)がアメリカ女子サッカーリーグのOLレインに完全移籍することを発表した。
日本女子代表(なでしこジャパン)やクラブで10番を背負うエースは、中学進学とともに日テレ・メニーナに入団。中学3年で日テレ・ベレーザでトップチームデビューを飾った。昨季はクラブの2シーズン連続3冠に貢献。なでしこジャパンとしても昨年フランスで行われた女子ワールドカップに出場した。
クラブ公式サイトを通じ、籾木は「背中を押してくれた東京ヴェルディという大きなクラブのスタッフの方々に感謝を伝えたいと思います」とクラブへの思いを吐露。「このクラブでなければできない貴重な経験ばかりで、だからこそ私はサッカー選手としても、一人の人間としても成長することができたと思います」と感謝を伝えた。
黄金期をともに支えるチームメートにも思いを伝える。「今回の移籍の件をみんなに伝える時は、色々な感情が混ざり合い、今までに経験したことのない気持ちになりました」と葛藤もあったというが、「みんなの反応を見ることに怖さがありましたが、私の決断を受け入れ、背中を押してくれたことが心から嬉しかったです。本当にありがとう」と気持ちを明かした。そしてサポーターに向けてもメッセージを送っている。
「ファン・サポーターの皆様には突然のご報告となり、申し訳ありません。今季はベレーザで戦うと心に決め、準備をしていた身でありながら、1試合も出場せずに渡米することを申し訳なく思っています」