意識している同年代は、ジュニアユース時代のチームメイトでもあり、昨年から昌平高のキャプテンを務めている須藤直輝(3年)だ。「お互いにライバル意識はずっと昔からありましたし、今も見えない所で直輝も頑張っていると思うので、いつも頑張るための力をもらっている存在です。プレーは少し似た部分もあるんですけど、彼はメンタル面が凄いというか、サッカーだけじゃない強さというのは感じます」。2年前の国体で共に日本一を経験した2人が、それぞれの立場で再び頂上を狙っていることは言うまでもない。

 未来予想図には具体的なイメージが、もうはっきりと描かれている。「まず今年はプロに昇格して、23歳までにJ1で活躍したいですし、その後はスペインで活躍したいと考えていて、今もスペイン語の語学勉強をやっています。最後はバルセロナに行くのが小さい頃からの夢なので、最初はバルセロナじゃなくても、見てもらえる環境に行けたらいいなと思っていますね」。そのために、メッシと同じ10番を背負った2020年の自身に課すハードルは、決して低くない。

「中学生から今までずっとアルディージャにお世話になっていて、このチームだからこそ、ここまで来られたと感じていますし、本当に結果で恩返ししたいとずっと思っていたので、今年はプレミア優勝という形で、チームに貢献したいですし、個人としては二桁得点を獲りたいです。それに、トップチームも日程が詰まってきて大変になるはずなので、トップの力にもなれるようにしていきたいなと、自分では考えています」。