試合は拮抗状態のまま前半を0-0で折り返すと、後半もスコアレスで終盤まで持ち越される。東福岡は何度も敵陣に迫るが、なかなかゴールが割れなかった。しかし後半終了間際に試合が動く。
東福岡は後半40分、MF遠藤貴成(3年)がPA手前でパスを受けると、相手のマークをかわすように反転しながらゴールへ体を向ける。キックフェイントを織り交ぜながらマークをはがし、隙間を縫う右足シュート。相手GKも触れられないゴール右隅に突き刺さり、値千金の先制点となった。
試合はアディショナルタイムが7分間取られたが、東福岡は守り切って試合終了。2年ぶり21回目の県優勝を成し遂げた。
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