大宮アルディージャは12日、今年9月に開幕する女子プロサッカーのWEリーグに参加する新設女子チームの名前を「大宮アルディージャVENTUS」に決定することを発表した。また、総監督に佐々木則夫氏(62)、監督に岡本武行氏(53)、コーチに大野忍氏(36)、フィジカルコーチに平井芳紀氏(30)が就任することも、合わせて発表している。
女子新チーム名は「大宮アルディージャVENTUS」(大宮V)に決定。「VENTUS」はラテン語で「風」を意味しており、「WEリーグへの新規参入チームとして女子サッカー界に新たな『風』を吹き込む、WEリーグで大きな『旋風』を巻き起こすという意味を込めてVENTUSと名付けました」とコメント。「『FC十文字VENTUS』を母体に新チームを設立することから、FC十文字VENTUSの歴史を引き継ぎ、新たな歴史を築いていくという意志を込めています」ともクラブ公式サイトで伝えている。
佐々木氏は大宮アルディージャの初代監督でもあり、なでしこジャパン(日本女子代表)監督として2011年女子ワールドカップを制覇。12年ロンドンオリンピックや15年女子W杯では準優勝を収めている。クラブ公式サイトを通じ、「WEリーグの理念に基づき、女子サッカーの未来に向けて、私たち大宮アルディージャも皆さまにご支援いただきながらチャレンジしてまいりますので、よろしくお願いいたします」とコメントしている。