
[1.17 セリエA第18節 インテル 2-0 ユベントス]
セリエAは17日に第18節を行い、インテルとユベントスが“イタリア・ダービー”で激突。インテルが2得点を奪い、9連覇王者に完封勝利を果たした。
2位インテルと4位ユベントスの上位対決。アントニオ・コンテ監督とアンドレア・ピルロ監督は、ユベントスで指揮官と選手としてともに戦った仲でもあり、注目のダービーマッチとなった。
インテルは3-5-2で2トップにFWロメル・ルカクとFWラウタロ・マルティネスを配置。一方、ユベントスは4-4-2の布陣。最前線にはFWクリスティアーノ・ロナウドとFWアルバロ・モラタが並んだ。
先制はインテル。前半12分、PA手前で球際を制したFWアルトゥーロ・ビダルが右サイドにパスを送ると、MFニコロ・バレッラがワンフェイントから左足でクロスを上げる。走り込んだビダルが頭で合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
インテルが試合を支配し、ユベントスは思うように攻撃を仕掛けることができず。すると、1-0で前半を折り返したインテルは後半7分に追加点を奪う。GKサミル・ハンダノビッチからパスを受けたDFアレッサンドロ・バストーニは、最終ラインから最前線に鋭いパス。反応したバレッラが勢いそのままボールを収めてPA内に進入。右足を一閃し、ゴール右に叩き込んだ。
0-2と点差を広げられたユベントスは後半13分に3枚替え。MFアーロン・ラムジー、MFアドリアン・ラビオ、MFジャンルカ・フラボッタを下げて、FWデヤン・クルゼフスキ、MFウェストン・マッケニー、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入する。だが、ユベントスは追いかける展開も攻撃の連係が合わない。
インテルは終盤に効率よく交代カードを使い、試合をうまく運びきる。試合はそのまま終了し、2-0で勝利を収めた。直接対決で敗れているため2位のままだが、首位ミランと暫定勝ち点40で並ぶ展開に。データサイト『opta』によると、“イタリア・ダービー”での完封勝利は2010年4月以来になるという。
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