[2.26 J1第1節 川崎F 2-0 横浜FM 等々力]
2021シーズンのJ1リーグが26日、開幕した。昨季王者の川崎フロンターレは等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦し、2-0の完封勝利をおさめた。FW家長昭博が2021シーズン“第1号”から連続ゴール。神奈川ダービーを制した川崎Fは3年ぶりの開幕白星を飾った。
鬼木達体制5年目の川崎Fは20日のゼロックススーパー杯を制し、まずは1つ目のタイトルを獲得した。そのゼロックス・G大阪戦(○3-2)と同じ11人が先発し、4-3-3のシステムで新戦力のMFジョアン・シミッチがアンカーの位置が入った。
一方、横浜FMはアンジェ・ポステコグルー体制4年目。4-2-3-1のシステムを採用し、高校卒業を間近に控える興國高の18歳FW樺山諒乃介が左サイドハーフに入り、開幕スタメンでJデビュー。今季の新戦力ではDF岩田智輝(←大分)がスタメンを飾った。[スタメン&布陣はコチラ]
川崎Fが序盤から圧倒した。前半13分、FWレアンドロ・ダミアンからパスを受けたMF三笘薫が狭いエリアを突破してシュートに持ち込んだが、これは距離を詰めたGKオビ・パウエル・オビンナがビッグセーブ。すると前半21分、MF脇坂泰斗がアーリークロスを入れ、ゴールライン際まで抜け出したDF山根視来がヒールで落とすと、家長が左足ボレーで豪快に蹴り込んだ。
2021シーズン“第1号”は家長がマーク。横浜FMは樺山が鋭いドリブル突破から見せ場を作るが、次の一点を奪ったのも川崎Fだった。前半43分、FWレアンドロ・ダミアンとワンツーの形でMF