[1.23 JA全農杯全国小学生選抜決勝大会 ジンガ三木SC 0-4 オオタFC]
JA全農杯全国小学生選抜サッカー全国決勝大会は23日、日産スタジアムで決勝を行った。オオタFC(岡山県/中国1)がジンガ三木SC(兵庫県/関西2)を4-0で下し、大会初優勝を成し遂げた。
北海道から九州まで9地区で予選を勝ち抜いた16チームがトーナメントで激突する「JA全農チビリンピック」。試合は8人制の36分(12分×3ピリオド)で行われ、小学生サッカーの日本一を決める。オオタFCは21日の準々決勝で全日本U-12サッカー選手権大会を制した強敵・レジスタFC(埼玉/関東代表1)を撃破。準決勝ではヴィッセル神戸U-12を下して勢いを増した。
序盤からコンパクトな陣形で攻め立てたオオタFCがいきなり試合を動かした。開始早々の3分、PA外からFW武谷快地(6年)が左足を振り抜き、強烈なシュートで先制のネットを揺らした。
第2ピリオドに突入すると、ジンガ三木SCはセットプレーから連続でチャンスを創出。FP里見汰福(6年)が体を張ったキープから強烈なシュートに持ち込む好機もあったが、次の1点を奪ったのもオオタFCだった。第2ピリオドの6分に高速カウンターを発動。左サイドをスピードに乗ったドリブルで持ち上がったMF中村瑠歩(6年)がクロスを供給し、FW福谷仁(6年)が流し込んだ。
オオタFCは攻撃の手を緩めず、第2ピリオドの9分にはDF荒木青葉(6年)のスルーパスで背後に抜け出したFW柏雄太(6年)がGKをかわして冷静に流し込み、3-0。11分にはMF吉田晴琉(6年)がPKのチャンスを獲得し、自らキッカーを務めたが、これはGK東下颯希(6年)が見事にストップした。