[5.1 ACLグループH第6節 全北現代 1-1 横浜FM ホーチミン]
AFCチャンピオンズリーグは1日、H組の第6節を各地で行い、横浜F・マリノスが韓国王者の全北現代(韓国)と1-1で引き分けた。横浜FMはH組首位での決勝トーナメント進出が決まった。
横浜FMは敗れればグループリーグ敗退の可能性がある一戦。前節のホアンアイン・ザライ戦から先発6人を入れ替え、出場停止明けのDF角田涼太朗、DF實藤友紀、MF藤田譲瑠チマ、FW西村拓真、FW宮市亮、FWアンデルソン・ロペスが新たに入った。対する全北現代はすでにグループリーグ突破が決まっていることもあり、MF邦本宜裕がベンチに回るなど、これまで出場機会の少なかった選手も先発に名を連ねた。
試合は前半4分、横浜FMがさっそくスコアを動かした。全北現代のビルドアップを藤田が敵陣右サイドでカットし、そのままゴール前に突進すると、このボールを受けたA・ロペスが完璧な動き出しで反応。相手を背中で制しながら左足を振り抜き、グラウンダーでのシュートをゴール左隅に突き刺した。
ところが横浜FMは前半11分、今度はビルドアップのミスから失点を喫した。實藤のトラップミスを相手に奪われると、カウンターからMFリュ・ジェムンの浮き球パスにMFキム・ボギョンが反応。横浜FMから見てゴール左斜め前の角度がないところからGK高丘陽平の股を抜くボレーシュートを決められた。