
2日のビルバオ戦に向けた前日会見に出席したカシージャスは「トップチーム、スタッフを代表して、ルイス・アラゴネスの家族に心からお悔やみ申し上げます。安らかに眠られることを願っています。家族、スペインサッカー、すべてのチーム、特にアトレティコ・マドリーの人々に心からお悔やみを申し上げます」と、追悼の言葉を述べた。
現役時代にはA・マドリーで通算123得点を記録するなどストライカーとして活躍したアラゴネス氏。引退後はA・マドリーやバルセロナで監督を務め、04年にスペイン代表監督に就任すると、EURO2008で44年ぶりの優勝に導くなど黄金期の礎を築いた。
「スペインサッカーの歴史を変えた人物だった。そのことに関して全員が感謝をしないといけない。(アラゴネス氏の後を継ぎ、10年W杯、EURO2012で優勝した)デル・ボスケ自身も彼の残した遺産にいつも感謝していた。ルイスはスペインサッカーを良くするために一つの賭けをしたし、ある日、いくつかの決断を下した。2008年、彼が自分たちに与えてくれたものに感謝しないといけない。その決断ですべてが変わり、そこから多くのものを獲得した」
アラゴネス氏に言われた言葉で、カシージャスには忘れられない言葉があるのだという。
「アラゴネス監督の初戦、カニサレスを起用したので、僕は少し悲しかった。彼はいつも裏表がない。僕に『どうした?』と聞いてくれたし、『牛が電車を見るような感じで物事を見るな』と話してくれた。その言葉は自分の心の中に残った。僕にとって特別な人だった」
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