7日放送の「メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~」(日本テレビ系)にゲスト出演した元V6で俳優の森田剛(45)の態度が物議を醸している。


「メシドラ」は行き先もその場で決めて、ドライブして美味しいものを探しに行くというコンセプトで人気を博しているグルメ旅番組。

森田は最初のお店でアイスコーヒーだけを注文し、MCのEXIT兼近大樹(33)から「食べないんですか?」と問われると「俺、食べない」「ちょっと、タバコ吸ってきていい?」と言い、そのまま撮影現場からフェードアウト。


 戻ってくると、兼近が注文したかき氷を2口食べ、「うわ、うまい」と素直にリアクションするも、最後に取材したお店でも何も口にしない森田に、兼近が思わず「よく『メシドラ』って名前の番組に出演許可出してくれましたね」と言ったことで、ようやく番組の趣旨に気づいた森田。「ちょっと反省してる」と述べた森田に対し、MCの満島真之介(35)は、「それが面白いんでいいんすよ。いつも通りでいいんですよ、剛さんは」とフォローするも、視聴者からは《役者として深めたいってグループ抜けてジャニーズ退所したのに、この仕事なんで受けたん?》《バラエティが嫌なら仕事を受けるなよ!》など、「なぜ当番組に出演したのか?」という指摘が相次いだ。


■『仕事の時は夜、一食しか食べない』森田の食習慣


「放送を見ていると、森田さんに悪気はないのはよく分かりますし、V6在籍時からこういった自由奔放で唯我独尊な振る舞いはあり、周りのメンバーがうまく笑いに変えてくれていたので、個性として成立していた印象です。批判の一方で、グルメ番組といえば似たようなリアクションが相次ぐので、森田さんのような出演の仕方は新鮮という声もありましたが、それでもやはり番組の趣旨を理解しないまま、それに反するような出演の仕方はプロとして問題があるのでは、と見る向きが強いようです」(芸能事務所関係者)


 森田といえば、2021年11月1日に旧ジャニーズ事務所を退社。退社翌日には、妻である女優の宮沢りえ(51)の個人事務所「エム・ツー企画」が前身となっている新事務所「MOSS」の設立を発表している。


 2人は仕事のオファーがあれば互いに企画書や台本をチェックし、オファーを受けるかを相談しているという。22年6月19日放送の「情熱大陸」(TBS系)では、森田の仕事の打ち合わせに立ち会う真剣な表情の宮沢の姿も話題になった。


「森田さんとしては、故・蜷川幸雄さんの舞台で共演した満島さんのために今回の出演を決めたのかもしれませんが、『仕事の時は夜、一食しか食べない』という森田さんの性質を知っている宮沢さんの事務所スタッフやマネジャーが趣旨をきちんと説明するか、出演を止めるかしておいた方が無難だったかも。また出演時に『家事もしない』と亭主関白ぶりを明らかにした森田さんに対し、《宮沢りえはなんで結婚したの?》という声すら上がる始末で、主婦層からの支持が下がってしまった可能性は高いです」(芸能ライター)


 苦労人のイメージがある宮沢とその一人娘とも良好な関係を築き、俳優として独自の立ち位置を築きつつある印象があっただけに、今回の森田の姿を見て、純粋にがっかりしている人も多かったようだ。


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 今回、明らかになった森田の亭主関白ぶりだが、宮沢がそれで構わないなら問題はないともいえる。

宮沢が森田にぞっこんの様子を【もっと読む】●宮沢りえ17年ぶり民放ドラマ出演は夫・森田剛のため、V6解散も関係か?…で伝えている。「夫婦それぞれ」の形を関連記事でどうぞ。


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