全話平均視聴率4%台で《危険水域》なんて声も出ている、木村文乃(37)主演のフジテレビ系木曜劇場「愛の、がっこう。」。真面目な高校教師・小川愛実(木村)が、読み書きが苦手な歌舞伎町のホスト・カヲル(ラウール)に個人授業を続ける中で“禁断の恋”に落ちていく……ざっとそんな話だ。
「レビューサービスFilmarksでの評価は5点満点中3.7とまずまず、テレビの無料配信サービスTVerのお気に入り登録者数も着々と伸びてきている。8月7日現在で68万人と夏ドラマのトップ5に入っています。ホストクラブが舞台のドラマだけに何となくお茶の間でリアタイ視聴ははばかられる。だから配信で。そういう人が多いんでしょう」(エンタメ誌編集者)
Snow Manのラウール(22)の演技は《繊細》《うまくなってる!》と好評な一方で、愛実の親友・百々子を演じている田中みな実(38=写真)には厳しい声もチラホラ。テレビ局の報道センターで働く百々子はクールでサバサバ系の強い女性だが、《田中さんのカッコいい女系の演技、見ていてちょっとつらい》《役が合っていない》なんてコメントも。
「メークもいつもとかなり違うので、初回に登場したときは一瞬《誰?》と思いました。田中さんの持ち味である甘い顔立ちと声を封印し、百々子を全力で演じていて私はなかなか適役と思うのですが……なぜか田中さんが“強い女”を演じるとブーイングが出るんですよね」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。
筒井真理子の“耐える妻”もいつ爆発するか…
田中の“強い女”といえば、2021年放送の吉高由里子(37)主演の「最愛」(TBS系)でのノンフィクションライター・しおり役が思い出される。吉高、松下洸平(38)、井浦新(50)といった芸達者に囲まれて、《田中さんの演技だけ浮いてる》《無理してる》なんて心無い言葉が書き込まれたものだ。
「『最愛』のしおりと比較すると、今回の百々子はより自然な演技で“強い女”も板についています。が、視聴者はなぜか手厳しい。
一方で視聴者をうならせているのが、愛美の婚約者・川原を演じる中島歩(36)。放送中のNHK朝ドラ「あんぱん」ではヒロイン・今田美桜(28)の最初の夫・次郎を演じて話題に。優しい次郎とは対照的に、川原はひとクセもふたクセもある人物。そのせいか、演じる中島には《朝ドラからの振り幅すごい》《次郎さんと同じ人と思えないほど、今回はキモい》などの声が目立つ。
「中島さんの“キモ男”はどんどんエスカレートしていくでしょうから、怖い演技見たさで登録者数も増えそうです。愛実の“両親”の今後も目が離せません。なんせ演じているのが酒向芳さんと筒井真理子さんですから。夫のモラハラ言動にハーブの香りで気を紛らわせている妻が、いつ爆発するか。筒井さんの大暴れ演技が見たいのはきっと私だけではないはずです」(スポーツ紙芸能担当デスク)
いよいよ禁断の愛に走る愛実とカヲル。これからぐ~んと盛り上がりを見せそうだ。
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