コスプレーヤーえなこ(31)が8月5日にX(旧ツイッター)に投稿したポスター写真が話題を呼んでいる。


「夏なのでお風呂啓発ポスター作りました」との書き出しに続き、「コミケで頒布するのでお風呂に入ってから来てね」とファンに呼びかけたえなこ。

添付されているポスターには水着姿のえなこが銭湯の浴槽に漬かっている姿がプリントされているほか、大きな文字で「お風呂に、入ろう。」のキャッチコピーがつづられている。


 さらには「シャワーだけでもいい」「入らない理由を探さないで」との呼びかけも。投稿に対しては、《入らない理由を探さないで、に声出して笑いました》といったリプライが続々と寄せられているが、コミケに詳しい週刊誌記者は「笑いごとではない」とこう明かす。


「コミケの来場者の間では以前から有名ですが、『悪臭問題』ですよ。どういうわけかコミケには風呂に入らないまま来場する人が一定数いて、開催されるたびに他の来場者から苦情が噴出していますからね。特に、夏コミケは気温の高さから悪臭問題がクローズアップされやすい。えなこさんの呼びかけは、それを見越してのものではないでしょうか」


 コミケにはコスプレーヤーも多数来場する。イベントに親和性が高いえなこが風呂に入ることを呼びかければ、その効果は高いということか。


 実際、呼びかけに対しては《えなこりんが風呂キャンする理由を探さないでって言うのでおいら毎日入ります》といった反応がXに出るなど一定の効果は出ているようだ。併せて《とうとうえなこ本人から言われるってどんだけ風呂キャン多いんだオタクたち》といった声も上がっている。


《とうとう》と書かれるあたり、それなりに昔から問題になっていたということだろうが、前出の週刊誌記者はこう指摘する。


「風呂やシャワーを面倒くさがる『風呂キャンセル界隈』というスラングが話題になったのは2024年のXの投稿がきっかけですが、コミケの悪臭はそれよりもはるか前から問題になっていました。

2013年にはネットメディアが、会場となった東京ビッグサイトで来場者から大量の汗が蒸発し、建物内に『コミケ雲』なるものができたなどとまことしやかに報じている。少なくともその頃には悪臭が問題になっていたことが分かります。まあ、影響力が強いえなこさんが呼びかけた以上、今回のコミケの衛生状態は大幅に改善するのではないでしょうか」


 10年以上前から問題になっていたのなら、もっと早く呼びかけてもよさそうなものだが、「風呂キャンセル界隈」という言葉ができたことで問題が可視化され、今回のえなこの呼びかけにつながった……という見立てはできるかもしれない。


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 えなこといえば、その「年収の高さ」が目を引く。関連記事【もっと読む】コスプレーヤーえなこ「3年連続 年収1億円超え」の陰に緻密な戦略と巧みなセルフプロデュース…では、本人の高収入の理由について伝えている。


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