TBSラジオの迷走が止まらない。最近5年、首都圏の聴取率調査でニッポン放送やTOKYO FMの後塵を拝して低迷。
「今さら感が漂ってましたね。SWはレーティング調査の期間に大物ゲストを呼んだり、リスナープレゼントを増やしたりして、数字を上げようという作戦の名称です。どのラジオ局も取り組んでいますが、TBSラジオは三村孝成社長時代の18年秋に廃止。理由は予算が増えるためで、"コストカッター"の三村社長が手をつけたとささやかれています」(ラジオ関係者)
これに猛反対したのが、"ラジオの帝王"と呼ばれる伊集院光(57)だった。再三にわたって自身の番組「伊集院光とらじおと」「伊集院光 深夜の馬鹿力」で疑問を呈し、三村社長を"敏腕"と呼んだ。
「本気で"敏腕"と受け取るリスナーはいなかったと思いますよ。三村社長は19年春に聴取率調査で同時間帯トップの『荒川強啓デイ・キャッチ!』を終了させ、"改革"を断行した。しかし、TBSラジオは21年6月に聴取率調査の首位から転落。それ以降、4位も珍しくなってしまった」(同前)
三村氏は23年6月に社長を退任後、会長に就任した。しかし、営業担当者が広告主に無断でCMの内容を差し替えて放送していた問題を受け、昨年9月に退任している。
「SWの復活は、三村氏の影響が及ばなくなったからとも言われます。
■早朝の生島ヒロシ、朝の伊集院光、昼の赤江珠緒、夕方の荒川強啓の看板コンテンツがなくなり…
三村氏はいなくなったが、現経営陣も"コストカット"の意思は引き継いでいるようだ。
「この7年でTBSラジオは大きく変わってしまった。早朝の生島ヒロシ、朝の伊集院光、昼の赤江珠緒、夕方の荒川強啓などの看板コンテンツがなくなり、新番組を始めるも軌道に乗っていない。ジェーン・スー、荻上チキ、ライムスターの宇多丸という局を代表するパーソナリティーはいますが、番組の時間帯や放送分数がよく変わるので、熱心なリスナー以外は聞く習慣がなくなりやすい。編成に問題がある」(同前)
長寿番組の「森本毅郎・スタンバイ!」で何度も代役を務め、いずれTBSラジオで帯番組を始めると思われていたライターの武田砂鉄は、10月から文化放送で「武田砂鉄 ラジオマガジン」というワイド番組のパーソナリティーを務めるようになってしまった。
「TBSラジオの油断でしょうね。いつでも声を掛けるチャンスはあったし、枠だってありましたよ。どこかに慢心があったと言われても仕方ない。
三村元社長のコストカットは「貧すれば鈍する」という格言を体現してしまったようだ。
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2025年1月に突如としてTBSラジオを追い出された生島ヒロシ。関連記事【もっと読む】生島ヒロシ降板騒動は起こるべくして起きた!コンプラ違反が当たり前…大物司会者のヤバイ言動の数々…では、本人の失脚がいかに必然的だったかについて伝えている。

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