連日のクマ被害のニュース。SNSでは、ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」をはじめ、「くまモン」「リラックマ」などが批判を浴びるという風評被害に遭っている。
《くまプーのせいだろ 禁止にしろ》《熊可愛い 殺さないで とか、絶対くまのプーさんのせいじゃん笑》《わたし、最近の熊被害のせいで「森のくまさん」すら恐ろしく……クマのキャラ化が受け付けなくなっています………プーさんもさようなら》といった具合だ。
芸能界にもクマ被害の影響は及んでいる。10月24日には、鈴木福(21)主演の映画「ヒグマ!!」が公開延期を発表された。現在の被害状況を鑑みて、クマの活動期を避けての公開再開が調整される見込みだという。
「また、『BE:FIRST』を脱退した三山凌輝さん(26)が俳優としてNetflixドラマで"復活"することが『Smart FLASH』で報じられましたが、それが大正時代に起きた日本最大のクマ被害とされる『三毛別羆事件』を題材とした作品。年々クマ被害が拡大する中で、タイミングの悪さが話題になっています。地上波の作品ではありませんから、中止にはならないでしょう。ただ、世間からクレームは受けるでしょうね。最近の映像業界はコンプライアンスに厳しくなりましたから、コンテンツを見て不快やトラウマがあるとの批判が想定されると自粛する風潮ができている。クマを題材にした作品には演出の変更などを含め、リスクが伴うとみられます」(映画業界関係者)
■作品の中のクマにまで批判を浴びせる視聴者たち
人的被害が出ていながら駆除にあたって自治体などに抗議の電話をするクレーマーたちも困りものだが、「作品の中のクマ」にイチャモンを付ける人たちの心理も気になるところだ。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。
「くまのプーさんもテディベアも平常時には親しみやすいキャラとして受け入れられてきましたよね。震災があると連想できるシーンを不謹慎だと批判が起こったりするのと同じく、自分と異なる行動に対し、原因を求めたくなる心理。何かを標的にして批判することで、溜飲を下げるタイプの人がいます。それが今回、プーさんに向いたわけです。価値観は人それぞれで『クマを殺すのはかわいそうだ』と言う人は、プーさんがいてもいなくても同じことを言いますから。こうした世間の反応が芸能・文化活動にも影響する時代になっています」
くまのプーさんは、来年で原作デビューから100周年。ディズニーファンの胸中は複雑だろう。
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クマ対策をめぐって人間同士のトラブルが続く。関連記事【こちらも読む】北海道積丹町のクマ駆除めぐる「副議長vs猟友会」トラブルの行方…町役場には生徒誘拐脅迫メールが…では、人間同士で争う暇はないにもかかわらず発生する人間同時の争いについて伝えている。

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