八代目中村芝翫(60)と三田寛子(59)の長男・中村橋之助(29)が10日、元乃木坂46メンバーで俳優の能條愛未(のうじょう・あみ=31)と婚約会見を行った。


 2人は2021年にミュージカル「ポーの一族」で共演。

当初から「好意があった」という橋之助が告白し、交際がスタート。同年熱愛が報じられ、交際期間は4年半、今年7月にハワイでプロポーズ。来春までに婚姻届を提出し、来年初夏に都内で挙式を予定しているという。


 橋之助は、会見について両親に相談したところ「即答で『やりなさい』と言ってくれた」と背中を押したことを明かし、「弟たちのような子供が育てられるような温かい家庭にしたい」と満面の笑み。能條は、34年前に三田寛子が自身の婚約会見の際に着たというピンクの和服で登壇。三田はSNSで自身の婚約会見時の写真をアップし祝福した。


 近年、SNSや所属事務所のホームページでの発表が増えている中、橋之助の「金屏風の前に愛未と2人で並びたいという気持ちもありました」というコメントもまた好感度が高かった。


 父・芝翫の度重なる不倫報道の度、婚約会見や挙式の映像が流れることもあるが、橋之助はどう受け止めていたのか。家族問題評論家の池内ひろ美氏がこう言う。


「すべては母・三田さんの教育のたまもの。お父さんの不倫問題も全て三田さんがフォローしているので、ご家族的には“ノーダメージ”ということ。だから、橋之助さんは両親と同じように会見を開きたい、と思われたのです。

会見は支えてくださる皆さんに向けてという意味合いが大きく、ご贔屓を大切にしていることの表れ。能條さんはAKB総選挙があったアイドル戦国時代に活躍され、ファンの大切さが身に染みているだけに梨園の妻には適任ですし、今回の婚約会見で橋之助さんの歌舞伎ファン、興行主の松竹の評価が上がった。そして何より、三田さんの梨園の妻としての株は爆上がりでしょう」


 幼少期から歌舞伎に関係する社会科見学に連れて行くなど、歌舞伎役者としての英才教育をしてきたという三田の30年にわたる努力の成果が花開いたようだ。


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 神対応で話題になった、三田寛子の囲み取材での一コマ。関連記事【もっと読む】三田寛子“梨園ゴッドマザー”襲名 芝翫の不倫にまた神対応…も合わせて読みたい。


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