今年大みそかに放送予定の「第76回NHK紅白歌合戦」で紅白に3年ぶりに出場することが発表されたKing&Princeが、今SNSでバズっている。


 12月24日発売予定の7枚目のアルバム「STARRING」のリード曲「Theater」が、発売前にもかかわらずファン層以外にもリーチし、注目されているのだ。


 11月20日、YouTubeにアップされたMVショートクリップは231万再生を突破し、YouTube急上昇音楽チャートでも2位を獲得。TikTokにアップされた動画も260万再生を突破している(いずれも12月1日現在)。


 キンプリといえば、その名の通り王子様のような王道アイドル路線のグループというイメージも根強かったためか、今回の「Theater」は、ファンクさを感じさせるポップかつアーティスティックな一曲となっているため、ユーザーからは《生まれてこのかた一度もジャニーズを通ってきていないアラサーが切り抜き見て衝撃走り、初めて自分の意思で検索しにきました。センス、空気感、すごい》《アイドルの曲全く興味なかったけどこれめっちゃ好きだわ。何回聴きにくるんだ俺》と、アイドルファン以外の層からの評価の声が数多く散見されている。


高橋海人有村架純永瀬廉浜辺美波の熱愛報道


 キンプリの2人といえば、2023年12月18日の「NEWSポストセブン」で、高橋海人(26)が有村架純(32)との交際が報じられたこともあり、翌24年12月にリリースされた6thアルバムの初週売り上げは23.3万枚と、23年8月発売の5thアルバムの初週売り上げ34.2万枚から10万枚近くダウン。さらに永瀬廉(26)も今年7月に「女性セブンプラス」で浜辺美波(25)との熱愛が報じられた。


「今回の紅白出場は23年5月に2人体制になってからは初出場ということで、ファンは大喜びでしたが、2人体制になってから目立ったヒット曲もない状態での紅白出場だったため、《なぜキンプリが紅白?》と疑問に思う声も上がっていました。ですが今回発売前のアルバムリード曲が紅白出場前に注目され、アイドルファン以外の音楽ファンも反応しています。《ナゼ紅白出場?》という疑問を払拭できるチャンスでしょう」(音楽業界関係者)


 現状、STARTO ENTERTAINMETからの唯一の紅白出場グループとなっている。ただ、2人は24年4月にKing&Prince株式会社を設立し、STARTO社とはグループエージェント契約となっている。


「2人体制になってからは特に事務所の意向ではなく自分たちで方向性を決めていくということを大切にされているようです。

今回のリード曲は、King&Prince史上最高に時間も労力もかけて、MVも3日くらいかけて撮影し、今までで一番スケールの大きい作品だということですが、2人のアンニュイでアーティスティックな雰囲気が、王道アイドル路線を脱し、新境地を見せる上で、しっかりハマった印象です。王子様路線だけだと、実際にCDの売り上げが落ちたように熱愛報道などによってダメージとなりやすいリスクもある中で、今回の路線打ち出しによって、アイドルファン層以外が反応し、このままイメージを刷新できれば2人体制になったキンプリというグループそのものの意義を打ち出すことにもつながるでしょう」(同)


 新境地を見せたキンプリの2人。今年の紅白で新たなファンを獲得することになるかもしれない。


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