50年続いた戦隊シリーズがついに幕を下ろす。
テレビ朝日は11月25日に行われた定例記者会見で、『スーパー戦隊シリーズ』が、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』をもって終了することを正式に発表した。
「やはり戦隊シリーズのグッズ売り上げが振るわなかったのが一因でしょう。ここ10年で売り上げが半減したといいますし、同じくテレ朝が放送している仮面ライダーと比べて5分の1ほどと苦戦していた。『ギャバン』に変えたのも、海外マーケットを狙ってのことでしょうね」(スポーツ紙記者)
年々下降線をたどっていたグッズの売り上げ。だが、テレ朝も手をこまねいていたわけではない。
「若手俳優の登竜門といわれている戦隊シリーズですが、今までジャニーズとは無縁でした。そこで、彼らを起用することで、人気と売り上げを回復させようと計画した時期もありましたね」(テレビ局関係者)
これまで戦隊モノといえば、松坂桃李(37)や横浜流星(29)、山田裕貴(35)、千葉雄大(36)など、その後に主役クラスに育った俳優たちは多い。それだけに、戦隊にジャニーズはピンと来ないが、実は一度だけコンビを組んだことがあった。
■21年放送の「ザ・ハイスクール ヒーローズ」に出演した「美少年」
それは、2021年に放送されたドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』だ。
「戦隊シリーズが放送されている日曜午前ではなく、土曜夜の『オシドラサタデー』の時間での放送でした。ですが、制作陣には"本場"同様に東映が入り、『仮面ライダーエグゼイド』『仮面ライダーゼロワン』の高橋悠也氏が脚本を担当し、東映の戦隊制作をしたプロデューサーも加入するなど、まさに本格的。激しいアクションシーンなどジャニーズファンだけではなく、戦隊ファンも納得の出来でした」(週刊誌記者)
主演は当時、ジャニーズJr.の人気グループだった「美少年」。
「テレ朝と東映が、この作品でジャニーズと戦隊ファンとの相性を探っていたのは間違いない。かなりの手応えを感じていたと聞いていましたよ。だからこそ、もし、ジャニーズ戦隊が作られていたのなら、起死回生になっていたかもしれませんね」(前出のテレビ局関係者)
だが、それは実現することはなかった。ある芸能プロ関係者は、その事情を説明する。
「ひとつは厳しかったジャニーズの権利関係でしょう。グッズは番組スポンサーであるバンダイが独占的に販売し、出演者にはほとんどグッズのギャラは入りません。さすがにそれでジャニーズが納得することはないでしょう。まあ、最も大きかったのは23年に起こったジャニーズ問題でしょう。もし、あの騒動がなければ、ジャニーズ戦隊が実現していたかもしれませんね」
旧ジャニーズはSTARTO社となったが、テレ朝とは今も関係が良好。新生『ギャバン』に、彼らが起用されることはあるのか……。
◇ ◇ ◇
「戦隊シリーズ」の終焉に泥を塗った形となってしまった。

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