各誌共通の大人気企画「あの人は今」企画の取材は簡単そうで難しい【芸能記者稼業 血風録】

各誌共通の大人気企画「あの人は今」企画の取材は簡単そうで難しい【芸能記者稼業 血風録】
除幕された「あゝ上野駅」の歌碑の前で熱唱する歌手の井沢八郎(2003年)/(C)共同通信社
【芸能記者稼業 血風録】#15

 週刊誌の企画や連載は各誌、特色が出ていた。「女性自身」の“シリーズ人間”、「週刊文春」の“おじさん改造講座”など長く続く人気企画もあれば、瞬間的に爆発する面白企画もあった。

「週刊宝石」(廃刊)の“処女当てクイズ”は秀逸だった。モノクロの見開きグラビアページで毎週、6人ぐらいの女性が登場。“この中で処女は誰”というクイズ形式。答えは別ページにあったが、学校や職場で男性は「この子だろう」「派手に見えるけど、意外とこっちの子」と喧々囂々、みんなで盛り上がった。

 興味ないフリをしてオジさんたちも、こっそり隠れて見ていた。答えが違えば「嘘!」「ヤラセだ」という声も出る始末。そんな疑問を担当者に聞いたことがある。「正確に言えば“処女です”と答えた人。本当に処女かどうかは知りません」というオチだった。

 各誌共通、今も変わらない企画が「あの人は今」。お盆や正月の合併号の恒例の企画として人気がある。かつてテレビや映画の一線で活躍していた歌手や俳優で「そういえば最近、見なくなった。どうしているのだろう」と気になる人をピックアップ。数人の記者で手分けして近況を含め取材する。簡単そうで難しい。

■「ふざけるな! 今も仕事をしている」とお叱り

 現在、別な仕事をしている人は自ら取材に応じることもあるが、基本的にこの手の企画は読者にはインパクトはあっても、当人は「はたから見れば、いかにも落ち目になったように見えてしまう」(芸能関係者)ことから敬遠されがちだった。実際、所属していた事務所へのアポイントで苦労する。

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2020年6月10日の芸能総合記事

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