死の危険もある「誤嚥性肺炎」を防ぐたった1つの方法

「審美」「インプラント」「矯正」には要注意! そう警鐘を鳴らすのは、歯学博士の中村健太郎さんだ。人生100年時代、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)のカギとなるのが「歯の健康」。いくつになっても自分の歯で食事をするには、どんなことに気をつければよいのか? 最新の知見が満載の著書『噛む力』より、重要なポイントを抜き出してみました。

*   *   *

真の原因は「食塊形成」ができないこと

近年は肺炎が、日本人の死因の上位として知られるようになりました。そして驚くことに高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎というデータがあります。

(写真:iStock.com/paylessimages)

誤嚥性肺炎は、食べ物がうまく飲み込めず誤って気管に入ってしまい、その際に口腔内細菌が一緒に入り込んで感染するために起こります。このように、誤嚥性肺炎の主な原因となるのが、うまく飲み込めないことイコール嚥下障害です。

では、嚥下障害を引き起こす原因はご存じでしょうか? さまざまなメディアで、「飲み込むために必要な、喉の筋力が低下していること」が最大原因なので筋力を鍛えようという説が広まっていますが、実はそうではありません。誤嚥を引き起こす最大の原因は、口の中で噛んだ食べ物をひとかたまりにする「食塊形成」がうまくできないことにあるのです。

口の中に食べ物が入ってくると、歯によって食べ物を粉砕し、唾液と混ぜることで、ひとかたまりの「食塊」を形成します。その食塊を喉へと送り飲み込むわけですが、喉はその奥で空気を肺へ送る気管と、食べ物を胃へ送る食道に分かれています。


あわせて読みたい

気になるキーワード

幻冬舎plusの記事をもっと見る 2019年6月20日のライフスタイル記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「睡眠」のニュース

次に読みたい関連記事「睡眠」のニュースをもっと見る

新着トピックス

ライフスタイルニュースアクセスランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

コラムの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

生活雑貨、グルメ、DIY、生活に役立つ裏技術を紹介。