多くの焼肉好きを虜にするホルモン。どこの部位もそれぞれ独特の旨さがあって、食べ比べたくなってしまいます。
肉厚の食感と濃い目の塩だれが満足感を高める
「缶つまホルモン」シリーズは、豚軟骨、鶏ハラミ、牛マルチョウなど、それぞれの部位にこだわって商品化した缶詰商品で、全6種類がラインナップされています。今回はそのなかから「牛テッポウ 直火焼き」のレビューをお届け。
レビューに入る前に、テッポウについて軽く説明しておきましょう。テッポウは、牛の直腸に当たる部位で、開いた際の形が鉄砲に似ていることからその名がついたとか。肉厚かつ独特の歯ごたえがある部位で脂も多く、濃厚な味が特徴です。
湯煎ののちに開封すると、塩だれとガーリックのにおいがプンプン。焼肉屋で感じるような、ホルモン独特の肉と脂の香りも漂ってきて、これはもうたまりません。テッポウの食感は肉厚ながらもやわらかで、噛んでいるとトロみが出てきます。
芋焼酎と合わせてしっかり酔うのがオススメ!
さてこんな「牛テッポウ」をお酒と合わせるのなら……。筆者のファーストチョイスは芋焼酎。
合わせるものとしては日本酒も定番ですが、ノーマルな日本酒では負けてしまうかと思い、筆者が取り出したのが16年物の古酒。古酒はウイスキーや泡盛にも似た強い香り、熟成されたことによる味の丸みが特徴です。その芳醇な香りはホルモンにぴったり。
【満足度ポイント】
焼酎(芋・ロック) ★★★★★
日本酒(古酒) ★★★★★
泡盛(ロック) ★★★★★
K&K
缶つまホルモン 牛テッポウ 直火焼き
実売価格594円