水谷豊が主演するテレビ朝日系刑事ドラマ『相棒 season17』((水)後9・00)が10月から2クール放送される。水谷の“相棒”は反町隆史が続投し、コンビ4年目へ突入する。

2000年にスタートした『相棒』は、警視庁特命係の杉下右京(水谷)が相棒の刑事と共に難事件を解決する物語。前作では放送300回の大台を突破し、通算306回の平均視聴率は16・2%。劇場版全6作品でも興行収入137・6億円、観客動員数1145万人を誇る人気シリーズだ。
右京の相棒は初代・亀山薫(寺脇康文)以降、2代目・神戸尊(及川光博)と3代目・甲斐享(成宮寛貴)がともに3年で卒業しており、4代目・冠城亘(反町)の4年目は異例。前作の最終話で右京と亘に恨みを持つサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)も特命係に左遷されたため、3人体制というかつてない波乱の幕開けとなる。
水谷は「『season17』ですからね、我ながらよくぞここまでやって来たなと思います。いまや僕の本名を“杉下右京”だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)」と感慨深げ。反町とのコンビに「僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリとは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています」と手応えを示しつつも、「でも、右京は最近の亘について、『ずいぶんズケズケとものを言うようになったな』と思っているのではないでしょうか(笑)」とチクリ。