「白のスニーカーで個性的なデザインのものがあれば教えてください(aki44さん/32歳)」

個性と言った際に、突飛や奇抜であることを求める人はそう多くないかと思います。「個性的」=「その人らしさがうまく出ている」、と言い換えることができるのではと考えてみたり。

今回の紹介アイテムは、「靴が主役にならない、匿名性のあるデザイン」、そんな気の利いた言い方でEuphonica(神奈川)の店主が教えてくれた白スニーカーです。ただでさえ30代を過ぎると、かっちりした格好をするべきシーンも増えてくるもの。そんな時にも違和感なく履ける一足なら、ぜひ選択肢に加えておきたい。

シャツとジャケットに合わせる一足

30代の白スニーカー、ここにあります。新鋭「YOAK」の個性的なシンプリズム

なるほど、確かにシンプルなルックス。2015年にスタートしたばかりの『YOAK』の「ULYSE」というモデルです。往時のテニスシューズのようですが、現代的かつクリーンにアレンジされています。

聞けば、YOAKのコンセプトは“シャツとジャケットに合わせるスニーカー”なのだとか。「テニスシューズ」「白スニーカー」「ジャケットにも合う」となれば、かの有名モデルが頭に思い浮かんできます。

結果としての「メイドインジャパン」

30代の白スニーカー、ここにあります。新鋭「YOAK」の個性的なシンプリズム

“Euphonica井本氏がYOAKのデザイナーと対談した際に着用していたULYSE”

こちらが横顔。レザーとスウェードが織りなすデザイン(装飾的な)が、ともすればシンプルになりがちな白スニーカーにリズム感を与えています。かといって、起伏が激しくない。素材の調達から貼り合わせまでを国内で行う、正真正銘のメイドインジャパンだからこそ為せる業でしょう。

ちなみに「シャツやジャケットに合わせるとなると、結局日本でしか実現できない」と語られたインタビューはこちらから。

オールソール交換できます

30代の白スニーカー、ここにあります。新鋭「YOAK」の個性的なシンプリズム

スニーカーあるあるなのですが、アッパーはいい風合いになってきたのにソールがすり減ってダメになってしまった、なんてことが往々にしてありますよね。どんな服にも合わせやすいスニーカーならなおさらのこと。でもYOAKなら無問題。オールソール交換対応可能です。とことん愛でることができる、いわば革靴みたいなものです。

「もふっ」が気になる

30代の白スニーカー、ここにあります。新鋭「YOAK」の個性的なシンプリズム

さらにアッパーはもちろん、インソール、ライニングに至るまですべて本革が貼られています。途中まで貼って終わり、ではなくです。使用しているのは豚革だから吸排湿性は抜群。頼りになります。

と、ここまで書きながら、シンプルさを極める凄みをひしひしと感じてしまった次第。ここまで魅力を知ってから値段を見るなら、割高感は皆無です。

まずは、試し履きしないことには始まらない。お気軽に「Euphonica」までご連絡を。

Euphonica(ユーフォニカ)

住所:横浜市都筑区仲町台1-33-19
営業:12:00~20:00(水曜休み)

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