
ニューヨークの街に新しい一大観光スポット「ハドソンヤード」がオープン。芸術的かつ斬新なデザインの建物や、ニューヨークで最も高い場所にある屋外展望台など、マンハッタンで過去最大級という不動産開発で生まれたこの場所は、見所も話題にも事欠きません。
NY史上最大規模の開発プロジェクト

ニューヨークのウェストサイドにある鉄道用地で、ニューヨークで過去最大級の不動産開発プロジェクトとして進められている「ハドソンヤード」。オフィスビルのほか、高級百貨店やレストランなどが入る商業施設、高級ホテル、高層マンション、学校や文化施設などが建設される大規模計画です。そんな巨大プロジェクトのなかでグルメやショッピングができる施設が2019年3月15日についに開業。さっそく多くの人々が訪れ、NYの最新観光スポットになっています。
芸術的すぎる建物

ハドソンヤードの目玉となり最も印象的な建物が、体験型アートとも呼べる「ベッセル(Vessel)」。イギリスのデザイナー、トーマス・ヘザウィックがデザインしたこの建物は、154の階段と80の平坦なスペースがまるで蜂の巣のように配置され、頂上まで登っていくことができるんです。1階から建物を見上げたときも、内部から登っている途中の光景も、フォトジェニックなスポットがたくさん。合計でおよそ2500段もの階段を登っていくと、高さ約46mの頂上まで辿りつくことができます。