【カンボジア】虐殺政権の幹部を裁けない理由

【カンボジア】虐殺政権の幹部を裁けない理由
たった4年弱のあいだに、少なくとも150万人の国民が虐殺された。そんな国が東南アジアにあることをご存じだろうか。カンボジアである。撲殺、銃殺、刺殺、飢餓、そして病気など、人びとが殺された理由はさまざまだ。最大の問題は「誰が虐殺したのか」ということなのだが、いま、その責任の所在をめぐって、同国では特別法廷が開かれている。



ポル・ポト政権の誕生



1975年4月から79年1月まで、同国の政権を握ったのは「ポル・ポト派」と呼ばれる人たちであった。フランスで共産主義の洗礼をうけたインテリ層を中心に、「クメールルージュ」(赤いクメール)が60年代から森でゲリラ活動をはじめた。そして、70年代前半にベトナム戦争の余波に巻きこまれると、アメリカを嫌う人びとがクメールルージュを支持するようになる。



アメリカは、ベトナム戦争に負けるのとほぼ同時に、70年から実質的に支配していたカンボジアを放棄した。この突然やってきたチャンスに乗じて、クメールルージュのなかで力を持っていたポル・ポトを中心とする派閥(ポル・ポト派)が同国の支配を開始したのである。ポル・ポト政権の誕生である。



ポト派は、中国の文化大革命を参考にしつつ、ほぼ手探りの状態で政権を運営した。人びとはサハコーと呼ばれるグループに入らされ、軍や警察の監視下で米作りや水路建設などの強制労働をさせられた。他国との関係を断絶した上で、首都から地方への強制移住や通貨の廃止、インテリ層の投獄や殺害などが組織的におこなわれていった。

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