櫻井:うれしいな。僕も実際、木更津(キャッツアイ)がこの仕事楽しいな~って思えるきっかけだったし。なんか遠くへ行っちゃった人じゃないけど、(岡田は)いっぱい作品やってるから。正直「ぶっさん」って呼ぶのが一番呼びやすいけど、なんか木更津のあの思い出に岡田くんを引きずりこみ続けるのが……。
岡田:そんなこと考えてたの!?(笑) でもキャスターとかで道を切り開いていく姿を見て、あ、もう「バンビ」って呼んじゃいけないんだなってこっちは思ったんだよね。
櫻井:そうなんだ。
岡田:そうそう。もうバンビじゃねーなって。
岡田&櫻井:鹿だ!って(笑)。
岡田:懐かしいな~、キャッツ。
櫻井:(視聴率の)数字悪くてね(笑)。あの時って、僕と岡田くんの立場で明らかに違うのは、岡田くんは主演じゃない? やっぱり数字って気になってたんですか?
岡田:やっぱり責任を感じるのが主演だと思うし、自分じゃダメなのか、っていうのはあったかな。受け入れてもらえないというか。
岡田:たまにいるじゃん、天才な人たちってさ。うちのグループで言うと森田くんとか天才肌だと思うんだけど。天才肌の人たちを見て、“俺は普通だ!”っていうのを若い頃にわかっちゃったっていうか。アイドルとしても劣等感しかなくて……。何やっても向いてると思えなくて。すごい言葉悪いけど、アイドルとしての想いってのは自分的にも難しい時期もあって。