盲目の犬を助ける小犬の「話」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)

盲目の犬を助ける小犬の「話」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)

今回はwien2006さんのブログ『ウィーン発 『コンフィデンシャル』』からご寄稿いただきました。

■盲目の犬を助ける小犬の「話」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)

 いかに素晴らしい文を書いたとしても、1枚の写真に負けてしまうことがある。メディアの世界でもそうだろう。今回紹介する写真には、「今年最高の感動的な写真」という賞があれば贈りたい、と当方は勝手に考えている。

盲目の犬を助ける小犬の「話」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)

▲盲目の犬を世話する小犬マベリック(オーストリア日刊紙クローネン)

 初めて見た瞬間、感動して何も言えなかった。撮影したカメラマンに拍手を送りたい。それだけではない。その被写体の動物の仕草は名俳優だって出来ないだろうと思うほど、素晴らしく自然体なのだ。

 あまりにも素晴らしい写真だったので新聞から切り抜いて部屋の戸に張り付けている。気分が塞ぐ時や嫌なことがあった時、その写真を見て元気を取り戻すためだ。この世界にもこんな素晴らしい存在がいる、というだけで希望が出てくるからだ。申し訳ないが、ここでは「復活したイエス」の話ではなく、「犬」の話だ。

 前口上はこれまでにして、話はその写真の主人公の犬に入る。

 オーストリア日刊紙クローネン日曜版に掲載されていた盲目の犬(11歳、ゴールデンレトリバー、チャーリー)とそれをお世話する小犬(マベリック)の日々の姿を撮ったものだ。舞台は米国のノースカロライナ州だ。

 目が見えないということはやはり苦痛だ。人生の喜びの多くは視覚からくるからだ。美しい山、川、夕日、香りを放つ花など、全ては目を通じてキャッチする。その目が見えないということは考えられないほどの十字架だろう。人間だけではない、犬も同じだ。チャーリーは緑内障で両目の視力を失った。それ以後、元気を失い、生きる力もなくなったように見えたという。当然だろう。その姿を見た飼い主がチャーリーの遊び相手としてベビーのマベリックを連れてきたのだ。


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