【原発20キロ圏内のリアル】原発が近く1ヶ月以上捜索が入らなかった――浪江町立請戸小学校

【原発20キロ圏内のリアル】原発が近く1ヶ月以上捜索が入らなかった――浪江町立請戸小学校
東京電力福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域のなかの現在の様子を伝えます。
●浪江町立請戸小学校
原発から10キロ圏内にある浪江町請戸(うけど)地区。

403世帯あった海沿いの集落は津波で壊滅状態となった。
請戸小学校は、海から500メートルほど離れた場所に建っており、2011年3月11日は卒業式が行われていた。
震災時、児童と職員が80人弱いたが、教師の誘導により高台に逃げたことで犠牲者は出なかった。

現在放射線量は0.1μsv/h程度で低い線量のこのエリアだが、震災直後は原発から近いという理由で捜索が1ヶ月以上入らなかった。

2011年6月に、陸上自衛隊第44普通科連隊(福島市)が小学校校舎内に捜索に入った。その際、児童が飼育していた金魚やメダカが2階廊下の水槽で生きているのを見つけた。隊員が駐屯地に持ち帰って飼育したそうだ。

写真は教室。津波が来た時刻のまま止まった時計。

プール。藻が繁殖していた。

給食室。請戸小給食室は、近隣の学校や保育園に給食を届ける「給食センター」的な役割もあった。

体育館。震災の日は卒業式だった。

学校から請戸港方面を望む。中央に見える建物は、集会所だ。現在ここにはモニタリングポストがある。

請戸集会所とモニタリングポスト。

小学校の南側には牛の群れがいた。

正面玄関。校章が掲げられている。

右手に見えるのが請戸小校舎だ。

体育館の入り口には「電源立地促進対策交付金施設」というプレートがあった。

※「原発20キロ圏内のリアル」連載のすべての記事はこちら

※「原発20キロ圏内のリアル」は、福島第一原発警戒区域20キロメートル圏内の現在の姿を写真とともにお届けするガジェット通信連載企画です。

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