
2017年10月に国内で発売された「Google Home」の後継製品として、3年ぶりに発売されたGoogleの新スマートスピーカー「Nest Audio」のレビューをお届けします。

Nest Audioは、Google Homeと比べて75%音量が大きく、50%低音が強く設計されたスマートスピーカー。高音とボーカルをカバーする19mmツイーターと、低音を再生する75mmのウーファーを搭載。自動でイコライザーを調整する“Media EQ”機能により、音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、Googleアシスタントの応答など聴いているものに応じてイコライザーを調整します。


全体がファブリック素材に覆われた本体は、円柱に近かったGoogle Homeと比べると薄型のデザインに。新旧で比べてみると、よりスピーカーらしいたたずまいになりました。

「OK Google」「ねえ、Google」と呼びかけると、フロントのLEDが4コ点灯して反応。Googleアシスタントに話しかけて天気やニュースを聞いたり調べものをする使い勝手は、Google Homeと変わらず良好です。室内の環境音に応じてGoogleアシスタントの音量を調整する機能を搭載し、食洗機が回っているような状況でも応答する音声が聞き取れます。もちろん、「Chromecast」やGoogleアシスタントと連携する機器の音声操作も可能。

ボタンらしいボタンはなく、本体前面の上部をタップして操作します。再生と一時停止は中央付近をタップ。ボリュームを上げる際は右側、下げる場合は左側をタップします。ボリュームはフロントのLEDから確認が可能。