なぜ、中森明菜待望論が巻き起こるのか?【後篇】「引き際のない美学」

中森明菜が公の場から姿を消して、3年以上が経った。それにもかかわらず、最近数カ月、週刊誌上にやたらと明菜の記事が掲載されるケースが目立つ。周辺人物の取材や復帰話……それは、今の明菜を知りたい読者の想いが、紙面に現れているように思えた。

そして、11月7日発売の『女性セブン』が、ついに明菜本人をキャッチした。恋人であるマネージャー所有のマンションで同棲しながら、毎日筋トレで体を鍛え、復帰へ向けた準備をしているという。ニュースサイトのアクセス数を見ても、この報道に対する世間の関心は高い。

今、中森明菜待望論が巻き起こっている。

1982年にデビューした明菜は、7枚目のシングルである「北ウイング」(1984年1月発売)あたりから、まるで自分の心境を綴ったような歌詞ばかりを歌うようになった。失恋ソングである「難破船」(1987年9月発売)を歌いながら、歌番組やライブで涙を流してしまうこともあった。

その明菜の物語は、ファンに限らず、国民の多くが共有していた。

当時、女性アイドルには、「結婚→引退」というレールが存在した。80年代をトップアイドルとして走り続けた明菜も、山口百恵のように、このレールに乗ることを夢見た。しかし、実現することはなかった。

そして、明菜の80年代は幕を閉じた。

明菜にとって、それが不幸だったのかどうかは、我々が判断することではない。

ただひとつ言えるのは、明菜は、引き際を逸した。賞味期限のあるアイドルという職業、特に女性アイドルにとって、これは酷なことかもしれない。

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