
なんと!『街へいこうよ どうぶつの森』で遊んでいる大人は犯罪者の可能性があるという。ちなみに当編集部の編集者のほとんどが『街へいこうよ どうぶつの森』を所持しており、さすがにこの情報はショックが大きい。
このことを伝えたゲームニュースサイト『iNSIDE』によると、米国の中部ミズーリ州インターネット犯罪特捜部が「『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームが児童を狙った犯罪のターゲットとなる」とコメントしたのだという。
なんでも、『街へいこうよ どうぶつの森』の通信機能を使用して児童との接触を試みようとする、本来の目的と違った使い方をしている犯罪者予備軍がいるかもしれないという。確かに、『街へいこうよ どうぶつの森』はやり方しだいで不特定多数の人たちとコミュニケーションをとることが可能である。
『街へいこうよ どうぶつの森』には友だちコードという、ある種のパスワードのようなものがあり、それをお互いが登録し合わなければコミュニケーションを取れないようになっている。しかし、友だちコードをインターネットの掲示板やSNSのコミュニティに掲載している人も多く、用心していない人がいるのも確かである。
また、Wiiの通信機能を使用してケータイやパソコンとメールの送受信が可能で、使い方しだいではパソコンやケータイと同じようにコミュニケーションをとれるツールといえる。
このことについて元ゲーム雑誌編集者のN氏はこう語る。「テレビゲームは何か事があるごとに警察や親、有識者たちの攻撃の的になります。確かに犯罪をやろうと思えばできてしまうかもしれませんが、それをいえばゲームじゃなくともすべてが危険なツールとなりえます」。