ストリートビューのプライバシー情報収集は「意図的」だった? 監視団体が指摘

ストリートビューのプライバシー情報収集は「意図的」だった? 監視団体が指摘


プログラマーのせい、では済まされないかも...。

グーグルのストリートビューカーがWi-Fiからプライバシー情報を収集していた件について、グーグルは「プログラム上のミスだった」とと説明していました。が、その後、グーグルが2008年に申請した特許の対象に、Wi-Fiから傍受したデータを分析することで位置情報の精度を高める手法が含まれていることが発覚しました。この件でグーグルを訴えている原告側から指摘されたのです。

また今回、グーグルが第三者機関に「ミス」があったプログラムの分析を委託し、その結果が公表されました。この報告書内容を確認したプライバシー監視組織のPrivacy Internationalは、Wi-Fiネットワーク上のデータ収集は意図的なものだった可能性がある、と主張しています。グーグルはこの一件をプログラマー個人の問題だったとしていますが、Privacy Internationalでは、今回の調査結果の一部から、もっと組織的なものが読み取れるとしています。

問題のコードでは、暗号化されたデータは分別して削除しつつ、暗号化されていない脆弱なデータはグーグルのハードドライブに保存していました。これは、グーグルが主張する「ミス」の範囲を大きく逸脱しています。これは通信におけるプライバシーを侵害する意図的な犯罪行為です。どこの国でも、通信に関する法律では、通信内容の傍受・記録は警察または裁判所の令状なくしては禁止されています。それ以外の通信傍受は違法と考えられます。

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