絶対作ってはならない日用品兵器7選(動画あり)

絶対作ってはならない日用品兵器7選(動画あり)

僕は半分危ない科学実験の話をよく書くので、読者からリスキーな実験アイディアを教えてもらうことが多い。嬉しいんだけど、5つに4つは駄作で、一歩間違うと死ぬボーダーラインなものもある。パイプ、マッチの頭、ガソリン使う実験はやっぱりまずいよね。

かと思うと独創的なアイディアも。家にある簡単な日用品の再利用なんだけど、その使い方がとことん極道なのだ。そんなアイディアを8つご紹介しよう。どれも絶対実践しないように。

1. 火炎放射器


この危なさをわかってもらうには一体どこからどう説明を始めたらよいものやらだけど結構よく寄せられてくるのがコレ。水鉄砲「スーパーソーカー(Super Soaker)」にハイオクのガソリン詰めて、銃口の先に針金ハンガーをテープで貼って、針金の先に火をつけたZippoライターをテープで貼ってやると...簡易火炎放射器の一丁上がり。絶対やらないように。

これはただの火遊びでは済まない。下手すると炎が後ろに回ってタンクのガソリンに引火する恐れもある。車のガソリンタンクならいざ知らず、それ以外のガソリン使う「プロジェクト」は本当に危険なので、使用済みプルトニウム、あるいはエボラウイルスがうようよいるペトリ皿をいじるのに匹敵する危険度だと肝に銘じておこう。
 

2. パイ皿で作る必殺オッドジョブハット

007の悪役フォールドフィンガーの執事オッドジョブは縁に刃物を潜ませた山高帽が秘密兵器で、いざとなればこれをフリスビーのように投げて石像の首チョンパなどするが、あれに近いものは自宅でも作れる。アルミのパイ皿をくり貫いてドーナッツ型にし、先端を鋭利にして、帽子の縁に接着剤で貼るだけ。オッドジョブの帽子に比べると空気力学的安定性も飛距離も見劣りがするが威力は確か。

3. 漂白剤爆弾


肺を液状化する毒ガスの雲を造りたい人向け。漂白剤の中身は? そう、次亜塩素酸ナトリウムだよね。配管の詰まりを溶かす排水管洗浄剤は? そう、塩酸だ。ふたつを混ぜると? たちまちこんな化学反応が起こる。

NaClO + 2 HCl → Cl2 + H2O + NaCl

この化学反応で毒性の塩素ガスが生まれ、塩酸の一部は反応しないまま残る。塩素ガスはたとえ少量でも、あってはならないものだ。第1次世界大戦時のグロい写真でわかるように、目・のど・鼻の皮膜を傷め、長く触れていると窒息死に至る。塩酸はどうか?  触れるものを片っ端から溶かしてしまう。

4. エッチ・ア・スケッチのテルミット爆弾

みんなも高校の化学の授業でたぶん「発熱反応」のことは習ったんじゃないかな。ふたつの化学物質を混ぜると熱と光が生まれる反応のことだ。

発熱の威力でテルミット反応に勝るものはそうそうない。アルミニウム粉末(玩具のエッチ・ア・スケッチの中とかにあるやつ)と錆びた鉄(酸化鉄。濡れたスチールたわしのとか)を適度なバランスで配合し、着火してやるとドロドロに燃え、車体通過するぐらいの高熱が生まれる。


 5. 発泡スチレンのナパーム弾

ベトナム戦争時代のナパーム弾はベンゼン、 ガソリン、ポリスチレンを混ぜて造った。燃焼中ずっと炎が表面を這い、消そうったって消えない、残虐非道な混合液。あんなの民間人が合法的に使える状況など想像もつかない(それ言うなら軍事利用だって同じだ)。

ところがあのヴィンテージのナパーム弾に近いものは、発泡スチレンをガソリンのバケツに浸してしばらくかき混ぜて残るドロドロを貯めれば実はできるのだ。火をつけたら最後。たぶん消せない。

6. スパゲッティのランス

動画を見る


すごいのは認めるけど、やっぱりこれも実践はおすすめできない。産業用のランス(thermic lance=熱の槍の意)は鋼鉄製パイプに鉄とアルミの細い棒を詰め、そこに高圧の酸素を通して使う。酸素がどっと送られてくると鉄とアルミニウムが発火し、持続性のある高温の炎が生まれる。

映画でよく銀行強盗が厚さ9インチ(23cm)の金庫扉を破るとき、酸素タンクに繋げた棒で火花散らしながら穴あけるけど、あれがランスだ。炎は超高熱でコンクリートもドロドロに溶かしてしまう。

自分用のランスが欲しい人は、鉄とアルミの細い棒の代わりに未調理のスパゲッティを使って、それを短めの3/4インチ(1.9cm)のパイプに詰めて作れる。パイプを密閉して酸素スプレー(ホームセンターで千円しない)に繋ぐと、産業用とそっくり同じスパゲッティ駆動ランスのできあがり。パイプの中に酸素が充満するので、普段ゆっくり燃えるパスタが狂ったように燃え盛り、高温・高エネルギーの炎が生まれる。

7. 肉も焦がす懐中電灯レーザー

動画を見る


YouTubeに行けば、不要になったDVDバーナー(DVD書き込みドライブ)と懐中電灯を使って網膜や肉が焦げるぐらい強烈なレーザー造る方法を紹介した動画は腐るほどある。バーナーからレーザーダイオード(LD)を取り出して、懐中電灯の球に付け替えると、たちまちハンドヘルドの超強烈なレーザーポインタに変身。半田付けのスキルが要るけど、持っていてもロクなことがない道具があっという間に手にできてしまう。

【著者紹介】ウィリアム・ガーステル(William Gurstelle@wmgurst):「Absinthe」、「Flamethrowers」、「The Practical Pyromaniac」著者。Make、ポピュラーメカニクスにも記事を書いている。新書「裏庭でつくれる弾道兵器」は9/1発売!

Photo&Video Credits:
Opener. Matthew Taylor, Gizmodo Shooting Challenge: Fire
1. YouTube - Squirt Gun Flamethrower
2. 007.net
4. Amazon, YouTube - Thermite vs. Car
5. William Gurstelle
6. Hackaday via A Thermic Lance made out of Spaghetti
7. YouTube - Laser flashlight hack


William Gurstelle(原文/satomi)
 
 

元の記事を読む

あわせて読みたい

「絶対作ってはならない日用品兵器7選(動画あり)」の みんなの反応 2
  • 匿名さん 通報

    酷い訳。原文の雰囲気を出そうとしてるんだろうけど、自己陶酔で終了。

    7
  • おっぺけぺー 通報

    タンスの角とかwww

    2
この記事にコメントする

新着トピックス

\ みんなに教えてあげよう! /

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。