英裁判所「イギリスのスパイ活動は人権侵害にあたらない」

英裁判所「イギリスのスパイ活動は人権侵害にあたらない」


ウェブカメラの覗き見も許されちゃってます。

イギリスの諜報機関、GCHQこと政府通信本部。そのお仕事はといえば、情報収集です。でも、それって欧州人権裁判所の定めるプライバシー保護や言論の自由を侵害していないのでしょうか?

たとえば、2008年から2010年までは「Optic Nerve」(視神経)というコードネームでネットユーザのウェブカメラからの映像を(当然ながらやらしいことをしているところまで)入手していましたし、すべての国々のネット接続をスキャンする「Hacienda」(アシエンダ:スペイン語で牧場を意味する)というシステムを使っていたりもしています。それらが人権侵害にあたるかどうか、イギリスの調査権限審判所の出した答えは「ノー」でした。

イギリスの調査権限審判所(Investigatory Powers Tribunal)の裁判官たちは、GCHQの情報収集の手法を調査し、これが人権侵害にはあたらないとの判断を下したのです。しかし、だからといってGCHQが何でもかんでもやっていいというわけではなく、現在のGCHQの標的選定方法や、収集したデータの保管方法が妥当だからということのようです。

しかし人権団体アムネスティーのイギリス支部Amnesty UKや、プライバシー・インターナショナルなどの人権団体は、「その調査自体が満足の行くものではなかった、審議が非公開審議だったことへも満足がいかない」として、この件を欧州人権裁判所で訴えるつもりのようです。


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