脳科学者の井ノ口馨教授にインタビュー:「臓器と脳がコミュニケーションをとっていることが最近わかってきた」

脳科学者の井ノ口馨教授にインタビュー:「臓器と脳がコミュニケーションをとっていることが最近わかってきた」

こちらは2017年2月22日に公開された記事の再掲載です。


脳のためには腸をケアしたほうがいい?

記憶にまつわるSF映画は多々ありますが、その描写が科学的にリアルな作品はあるのか?と聞かれると、いかんせんSF映画なので、それほど多くない気もします。

ケヴィン・コスナー主演のアクション映画『クリミナル 2人の記憶を持つ男』は、死んでしまったCIAのスパイの記憶を取り出すべく、彼の脳の一部を凶悪犯の男の脳へ移植したところ、ふたりの記憶が合体して――といったストーリーですが、なんとこれは実際に起こり得るそうです。

今回は、脳科学者の井ノ口馨教授に映画の記憶描写はリアルなのか?や記憶に関する研究の現在、そしてAIが人間に反乱を起こした場合の対処法などについて、お話を伺いました。


***


――実際のところ、映画『クリミナル 2人の記憶を持つ男』のように死んでしまった人間の記憶を、生きている人間へ移すことは現在の科学・医学で可能なのでしょうか?

井ノ口馨(以下、井ノ口):今すぐにはできないと思いますが、近未来には可能になると感じています。

今現在の時点で、記憶を抜く、これは消すということですが――は比較的かんたんです。しかも、ピンポイントに「この記憶を消す」ということができます。『クリミナル 2人の記憶を持つ男』のポイントである、「記憶を抜き出して移す」ことは、今は難しいですね。


――ピンポイントで記憶を消すというのは具体的にどのように行うのでしょうか? 都合の悪い記憶だけを消す、トラウマを消すといったことはできるのでしょうか?


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