「時間」が見える。3Dプリンタで実現できるようになったアート作品

Image: Mugendai(無限大)

いろんなシリーズで見てみたい。

優れた新技術が登場すると、形を変えながら一般社会に溶け込み、やがてアートの世界で活用される例は珍しくありません。以下の動画も、とあるテクノロジーを応用してつくられています。

バレエをする人影が円を描き、まばゆい光の動きと連動する。何ともいえない魅力を持った作品ですが、IBMのWebメディアMugendai(無限大)にて、この動画の作者さんが登場していました。

3Dプリンターで「時間」を立体として表現

登場していたのは、アーティストの後藤映則(あきのり)さん。2017年のSXSWにて、約200作品から選ばれる5作品に入選するなど、新進気鋭の若手です。

「toki- BALLET #01」と名付けられた冒頭の動画。実は実際に踊っているバレエダンサーの動画を、デジタルデータに置換してつくられています。画像を連続的に変形させる技術である「モーフィング」を利用して、動画を円環状に結合。さらにそれを高精細3Dプリント技術でメッシュ素材にプリントし、光を当てることで、独特の世界観が生まれているそうです。

後藤さんがこの作品で表現しているのは、ずばり「時間」。一見、複数のダンサーが連なって踊っているようにも見えますが、実際には一人の動きが投影されているのだそう。昔ながらの連続写真やゾートロープ(回転のぞき絵)から着想を得たそうで、美しさの中にもどこか懐かしさを感じるのはこのためだったのですね。

伝統的な手法に最新技術を組み合わせることで、何とも美しいアート作品となったこちら。その他の作品では、「あえてアナログ」で創作したことにより、思いもよらない新手法が実現したとインタビューでは語られています。

アート好きもテクノロジー好きも楽しめる、注目の若手アーティストのロングインタビューは、Mugendai(無限大)よりぜひ続きをお楽しみください。

Source: Mugendai(無限大)

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